騎乗位のお話。その03
―――――― ぷろじぇくと愉しいセックス 騎乗位のお話。その03
ちょっと萎えなえで、だらんとあたしの顔にもたれかかってるおちんちん。たまにピクって脈動して、気持ちよかったっていう感想をあたしに返してくれてる。ふふっ、こういうところも、凄く可愛いんだよね…貴方の息子……。
ぷっくりと膨らんでた亀頭も少しシワシワで、また恥ずかしそうに包皮で頭を隠そうとする。ダメだよぉ…、もうちょっとあたしに顔を見せてなくっちゃ…ぁ。
「うぁ、あぁあ……っ、あ、晄海…っ今は、マズいから……っ」
「……んんー? なにがマズいの? お兄ちゃんのおちんちん、たっぷり舐めたいのにぃ…」
「…そ、そういうことじゃ無くて……っ!」
快感の余韻が残ってる可愛いおちんちんは、あたしのザラザラする舌に舐められると、それだけでまたピクピク反応してるみたい…。もしかして…もう元気が無くなっちゃったってのかなぁ?
「……ほらほらぁ…、お子様おっぱい見ても、なぁんにも感じないの…? 貴方の好みだから、この少女ボディにしたんだってあたし、気がついてるんだからね…っ」
「こ、好みって……っそりゃ、今の君は可愛いけど、別にそんなつもりは…っ」
寄せて上げても、大した膨らみだって出来ない小さなおっぱい。でも、ツンとした蕾は既に淫猥な突起として貴方のことを誘惑しちゃってる。自分で触るだけでも、ヘンな声を出してしまいそうなんだから…。
「……そ・れ・に、あたしのおまんこは、まだ全然、満足できてないんだよぉ…? お・に・い・ちゃ・ん…っ♪」
ふふっ。あたしだってちゃんと、快感が欲しいだもの…。それなのに貴方だけ快感で、あたしはお預けなんて許せないよ……。あたしだって…貴方のおちんちんで、ビクビク感じたい…っ。
「久しぶりのセックスなのに、あたしだけ我慢なんて、ヘンだと思わないのかなぁ…? だったら、お兄ちゃんのおちんちんに、また元気になってもらうしか…ないよねぇ……っ」
「わ、分かってるからっ、俺だけ気持ちよくしてもらって、それで終わりだなんて考えてなかったから……っくぅう! んううぅう…っ!」
…そうだよね。貴方のことだから、あたしを放っておくなんてマネはしないと思うんだけど……今のあたし、ちょっとだけ…イジワルしちゃいたい気分なんだよね…ぇ。
「ほらぁ……恥ずかしがってないで、顔を見せちゃいなさい…っ♪」
剥きむきっ、無理やり包皮を下に引っぱって血流を圧迫させると、またぷっくりとした亀頭がこんにちはっ。
「は~や~くぅ、元気になってよぉ、おちんちん~っ。じゃないと、ぱくって食べちゃうんだからぁ♪ んぁあーんんっ、はむはむ…あむあむぅ……っ」
「んんんーっ、あ、晄海ぃ……っ」
分かってるんだからね。貴方が一回くらいの射精で満足しないんだって、知らないわけ無いじゃない。どれだけ貴方と身体を重ねてきたと思ってるの? 貴方の知らない性感帯だって、ちゃあんと把握してるんだから…っ。
「んふふー。この、おなかの下辺りを……やさぁしく、撫でてあげるとぉ……っ」
「――っ! うくうぅう…っ、な、何だ…っこれぇ……っ」
「…ここ、ナデナデされるの……お兄ちゃん、だぁい好きなんだよねぇ……、ほらほらぁ…早くおちんちん、おっきさせないと、ふにゃふにゃのままでもあたしのおまんこに、入れちゃうぞぉ~♪」
ちょっとずつ硬くなってきてるけど、まだギンギンになってないから、自立できてない貴方のおちんちん。柔らかい亀頭と、あたしのぷにぷにおまんこをこすり合わせちゃうんだから…ぁ。
「んぁああっ、あんっ、はぁああ…っ、こ、こんな……せーえきまみれの、おちんっちん…っ、こすりつけてるなんて……ぇ…っ、あんっ、はあぁあんんっ」
すごぉく淫靡(いんび)で、背徳的な感じがして、指がゾクゾクしてきちゃう…っ。それに何より、おまんこのクリトリス……お豆をっ、こうして…、貴方のおちんちんを使ってイジってるなんてぇ……、オナニーより断然、きもちぃよおぉ…っ。
「ほらぁ……おっきくならないと、上手に入れられないよぉ……、あたしのきもちぃおまんこ……このアナの奥だよぉ…?」
逃げそうになるおちんちんをグニグニとおまんこに押しつける。小さいからちょっと入れづらくて、しかも、多分この身体って、言ってみればまだ処女なんだよね…?
「んはぁあ……っ、あぁん…っ、んふぅ……ふぅう……っ、ほらもう、おちんちんの頭は入っちゃってるんだよぉ…?」
「あうう…っ、ヤバい…っ亀頭、締めつけられる……っ!」
「んぁ、や、やぁあっ、いきなり大きくなっちゃ…っ、そ、そんなのぉ……っんあぁあああっ!」
ムリムリとあたしのおまんこのナカで大きくなってきてる、貴方のおちんちん…っ。その、つもりだったんだけど…っいざ、急におっきくされたらっ、されたらぁ…っ!
「ん゛ああっ、あぁぁああ――っっ!! ぁん゛んんぅう…っん゛あぁぁあああ……っ!」
今まではふにゃっとなってるから平気だったけど、充分に硬さを持ったおちんちんは、あたし自身の体重を支えられなくなって、おまんこの奥のほうへと押し入ってきた…っ。
「あっ、ぁああ…っううぅ、っんくぅうう……っ! は、はいって、きた…よぉぉ……っ!」
「……っあ、晄海…っ、大丈夫かい…っ?! ゆっくりやろうとしたんだけど…っ」
「…う、ううん……いいの…っ、いいんだよ……っ、貴方は……、お、お兄ちゃんは……なんにも、気にしなくて……っ。ちゃんと……あたしも、気持ちよく……なっちゃうからぁ……っ」
なんて強がりを見せても、やっぱり痛いものは痛い。ズキズキ、ジクジクとおまんこのナカに痛みが広がっていく。まだ、自分で動くなんて、無理だよぉ……っ。
「……無理しなくても良かったのに…。俺は君にも、きちんと気持ちよくなってほしかったんだ」
「…や、優しいんだね……やっぱり…お兄ちゃんって……」
「まだお兄ちゃんって、続けるつもりなのかい? …まぁ良いけどね。ちょっとずつ、慣れていけば良いんだから……俺も、君もさ」
背中に手を回して、貴方に優しく背中を愛撫される。その感覚が少しだけど、痛みを取ってくれてるみたい。
「…んぁぁあ……はぁあ、んぁぁ…うぅ……、き、きもちぃ……気持ちいぃ、よぉ……」
まだ貴方は動かずにジッとしたまま、あたしのことを愛撫して待ってくれてる。でも…早く貴方にも気持ちよくなってほしいの……あたしも、気持ちよくなるから……ぁ。
「んんぐうぅ…っんく、はぁ…んあぁぁ……っ! お、おにい……ちゃぁん…っ!」
「あ、晄海…っだから無理はしなくて良いんだ…っ」
「……っううん、これは…無理なんかじゃ無いよ……あたしが、そう、したいんだもん…っ。お兄ちゃんのことを、もっと気持ちよくしたい……、そうしたら…あたしも、気持ちいいっからぁ…っ」
貴方のおなかに手を付いて、そこに少し体重を預けながらゆっくりと腰を前後に、そしてときおり上下に動かしていく。おまんこをこすりつけるような動きだけど、それでも少しくらいはあたしも気持ちが良い。
「くうぅ……晄海…っ、おまんこが、ヒクヒクっ締めつけて…くる……」
「…んふふ……だからっ、言ってるじゃない……っ、あたしも、気持ちいいんだって…♪」
それはウソじゃないけど、まだ痛みがあるのもホント。だからまだあんまり激しい動きは出来ないの…ゴメンね……っ。
「…それがホントなら、もっと俺も、君のことを可愛がってあげないとね……っ」
「か、可愛がるって……お兄ちゃん…? ――っっん゛はぁっ、やっ、やあぅうう…っ! おっぱい…っ急にイジめちゃ、いやぁあ……っぁああんんっ!」
さっきは挑発のつもりでおっぱいを見せつけてたけど、貴方に触られた途端、ビリっとシビれたみたいに快感が弾けちゃってる…っみたい…っ。
「ふぁああ…っ、あぁっ、はぁああっん゛んんっ! ん゛うぅう…っ、おっぱい……ち、くびぃ……っ気持ちぃ、きもちぃよおぉ……っ」
「だってさ…、こんなに触ってほしそうにツンツンなんだ…。それを無視するなんて、可哀想だろ…?」
「…ふぁ、あああっ、だ、だけ…どぉ……っあはぁああっ!」
気持ちいい乳首を指で押しつぶされるたびに、ビクっ、ビクンっ! って身体が跳ねちゃう…っ。それで、おまんこも反応して…ぁああんっ! はぁ、気持ちぃ……気持ちよくなっちゃう…っ!
「ほら…小さい君の身体だったら、乳首を両方ともイジりながら持ちあげることも出来るよ…っ」
「ん゛あぁああっ! はあぁ、ひぁあっんんっ! やだぁ…っあ、なた……っおにい、ちゃぁん……っ!」
「……くすっ。まだお兄ちゃんって、言い張るつもりなんだ。…だったらお兄ちゃんも、頑張らないとね…っ!」
ズク――っ! 一気に奥まで挿入されたおちんちんが、あたしのおまんこをメチャクチャにかき回してる。そんな無茶をされて、痛いはずなのに、それなのに気持ちいい…っ。
乳首への優しい、そしてたまに強い愛撫を忘れずにしてくれてるから、あたしも痛みに増して身体の奥底から快感が湧きあがってるみたい…っ。いい…っ、凄く優しい貴方が、好き……っ大好き……っ気持ちいぃ……っ!
「ぁあ゛はぁあっ、んあぁああっ! ひあっ! あん゛んんっ! んくぅうう…っ! ひぅっ!」
「…っき、君のナカの締めつけが…っキツくなってきてる……っ! い、イきそう…なのかい…っ?!」
「…わ、わかん…っないぃ……っ、まだ、ズキズキするっけどぉ……っきもちぃ、気持ちいいのぉ……っ、お兄ちゃん……っおにいちゃぁんん……っ!」
知ってる。この感覚は快感なんだもの。おっぱいを刺激されて、おまんこが反応して、おちんちんを美味しいって食べてる。キュウキュウ締めつけて、そこからたっぷりと濃ぉい精液を搾りとろうとしてるんだって。
ただ、それが分かってても、自分で動いたり、何かする余裕が全く無い。こんなに頭が弾けるくらい、気持ちよくなれたのが久しぶりだから…。データじゃ感じることの出来ない、私と貴方だけのこの瞬間…っ。
「……お、俺もイきそうなんだ…っ、一緒に、イってくれるかい…? …晄海……っ」
「…う、うん…っ、イきたい……お兄ちゃんとっ、……貴方とっ、一緒に気持ちよくなりたいよおぉ……っ!」
とろぉり愛液の水音がジュプジュプ、ニチャニチャと鳴ってるあたしのおまんこ。もう気持ちよくなる準備は整ってる。当のあたしはと言うと、貴方のなすがままにアンアン喘いで、何がなんだか分からなくなっちゃって…、目の前がチカチカ光ってきて…っ。
「ぁああっ、ぁあ゛んんっ、はぁっ、はひあぁ……っあ゛んんっ、ぁあ゛んんっ! い、イくうぅ…っ! イ゛ぐうぅう……っお、にいちゃっ! おにいっちゃぁあんっ!!」
「……っ晄海……あきみぃ……っ!」
それから、あたしたちふたりが絶頂に至るまで、そう時間は掛からなかった。互いの性器をこすり合わせて、刺激し合って、ただ、あたしたちは肉欲を貪っていた。
「――っっ!! ん゛はぁぁああああっああっ! ぁあ゛んんっ! ぁ゛あぁんんんっっ!!」
ビュクっ、ドクドク――っ。
快感にほてった身体が熱いって感じるほど、大量に精液が射精されて、あたしのナカを埋め尽くしていく。ビクビク脈動するおちんちんが愛おしい…もっと、快感が欲しくなっちゃう……っ。
「ん゛ああぁあ……っは、んはぁあっ! ひぁぁあ……っあうぅ、んんっくぅう……っ」
「……あ、晄海ぃ……」
「…はぁ…んはぁあ……っ、お、おにい……ちゃぁん……、あたし……あ、たしぃ……気持ちよかった…よぉ……、っあ、あなたも……、よかった…かなぁ……」
「……当たり前じゃないか、…良かったよ……晄海……」
改めて、ワシャワシャと頭を撫でられる。無骨な手、っていうよりは、ちょっと細くて頼りない貴方の指だけど…。でも、その手にナデナデされるのが…凄く気持ちいい。おっぱいを撫でられるのとはまた違う、気持ちがほんわかする…優しい愛撫……。
「…こうして…また貴方と……身体を重ねることが出来て…ホントに、嬉しい……」
ふと涙がにじむ。これは嬉し涙。
また、貴方のぬくもりを感じることが出来るんだ…。嬉しくて、しょうがないよ……。